では主な病気について、簡単に概説します。
全身に血液を送り出すポンプとして働いる心臓ですが、その筋肉へは心臓をとり巻く「冠動脈」という血管から血液が供給されています。その冠動脈に動脈硬化によって狭窄がおこり、血流の低下から胸痛を来たすのが「狭心症」です。狭窄を来たしている冠動脈の壁にできたプラークが破綻することで、急速に閉塞してしまうと「心筋梗塞」となります。
全身に血液を送り出すポンプとして働く心臓ですが、その筋肉の収縮・血液を押し出す動きは電気刺激により制御されています。心臓の「洞結節」という部分で発生した電気刺激は、「刺激伝導系」という電線のような構造を伝わって心臓全体にスムーズに広がります。そこに何らかの障害を来たすと、「不整脈」となって現れることになります。刺激が発生しづらい、伝わりにくい、などのとき「徐脈(脈が遅い)」刺激の異常発生、 刺激伝導に混乱がある場合には「頻脈(脈が速い)」となりやすいわけです。→心電図・心臓超音波・ホルター長時間心電図・負荷心電図などの検査をします
「徐脈」の場合適応があればペースメーカー植え込み治療が選択されます。当院では、胸郭外穿刺法や心室中隔ペーシング法を用いることでできる限り長期的に心機能を維持し、合併症を来たしにくくする努力をしています。
「頻脈」の場合内服薬での安定化やカテーテルアブレーション治療が考慮されます。「カテーテルアブレーション」とは電極カテーテルを用いて刺激伝導の混乱を来たしている原因箇所を特定し(電気生理検査)、そこへカテーテル先端に熱を発生させて心臓内から治療する方法です。不整脈の種類にもよりますが、根治を目的としています。
| 氏名 | 役職 | 特色・得意分野 |
|---|---|---|
| 杉山 達夫 | 部長 | 循環器内科・虚血性心疾患に対しては、積極的にカテーテル治療実施 |
| 鈴木 健司 | 医長 | 循環器内科 |
| 在院患者数 | 外来患者数 | 心カテ件数 | |
|---|---|---|---|
| 4月 | 436 | 709 | 25 |
| 5月 | 431 | 656 | 14 |
| 6月 | 438 | 805 | 29 |
| 7月 | 246 | 761 | 4 |
| 8月 | 414 | 727 | 19 |
| 9月 | 345 | 706 | 19 |
| 10月 | 330 | 729 | 14 |
| 11月 | 340 | 754 | 13 |
| 12月 | 364 | 770 | 8 |
| 1月 | 425 | 695 | 10 |
| 2月 | 305 | 724 | 17 |
| 3月 | 352 | 833 | 8 |
| 月平均 | 368.8 | 739.1 | 15 |