神経内科は、馴染みの薄い科と思われますが、大学の講座として認可されて約40年が経ちます。

対象の病気としては、国民病である脳卒中から神経難病と云われるパーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症や脊髄変性症や多発性硬化症や重症筋無力症や昔流行った脚気=ビタミンB1欠乏性神経炎や顔面神経麻痺まで、要するにという中枢から筋肉や筋肉に命令を送る末梢神経や脳神経までの神経の病気を診る内科です。

神経の病気を診る外科=脳外科が有名ですが、内科的な方法が主な病気は内科で診る方向になって来ています。1)精神科のような面談等を用いて心の闇を解き明かすことは得意でありませんが、認知症のように血液や脳の一部や脳全体に病気の原因のある多様な病気の集合体に対しては強い科です。2)

1)当院の神経内科専門医である伊藤 敬も順天堂病院の研修医時代に脳神経外科を研修しました。神経内科と脳外科は車の両輪です。手術しなければならない疾患を見逃さないことも神経内科の役割です。
2)前赴任先の東松戸病院ではリハビリテーション部長として下記のように脳外科の先生と共同作業をして正常圧水頭症の治療をしてきました。


脳幹梗塞で発症で発見された特発性正常圧水頭症の一例(PDF)

今後アルツハイマー病の患者が増えてくると認知症の原因疾患の究明が必要です。
認知症の原因によっては治療可能な認知症もあります。
皆野町医療講演会より



文責:伊藤 敬(神経内科/副院長)

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