栄養科のご紹介
羽生総合病院の栄養科では、「安全で、美味しく、治療効果のある食事の提供」を理念とし毎日の食事の提供に取り組んでいます。
患者様の病態に応じて適正な栄養補給を行い、病気の治療を促進し、増悪の防止・予防となる食事の提供が必要なため、病院食にはたくさんの食種があります。さらに、噛み砕くことや飲み込みにくいなどに対応した食事も提供しています。また、アレルギーや嗜好等に対し出来る限り個別対応を行っています。入院中の唯一の楽しみは食事であり、季節を感じられるような行事食は年間16回実施しています。
退院後も食生活の見本となる食事の提供に努めてまいります。
業務案内
給食業務
栄養科では、入院食をはじめ外来透析食、人間ドック食、職員食等一日平均800食の食事提供を行っています。
入院食は、温冷配膳車を使用しておりますので、温かいものは温かく、冷たい物は冷たく提供しております。
食事時間は、朝:7:30、昼:12:00、夕:18:00、お食事に必要な箸、スプーン、コップはこちらで準備しています。
特に制限のない一般食の食事が出ている患者様対象に、朝と夕もしくは朝と昼に選択食を実施しています。
(入院後制限食に変更になった場合は、選択食は中止になります)
産科の祝い膳は、和食か洋食のセレクトを実施しており、希望があれば家族分の提供もしております。
上のお子様にはお子様ランチの提供も行っております。
栄養相談
栄養相談は、医師の指示により行っております。糖尿病、脂質異常症、高血圧症、心臓病、腎臓病、肝臓病、胃腸疾患(消化器術後を含む)、嚥下(飲み込み)困難食、その他疾患について、外来・入院患者様、そのご家族に個別の栄養相談を行っています。
外来では、診察日当日の相談も空き状況により実施可能です。
糖尿病に対しては、月1回(第3土曜日)に集団指導を開催しています。毎月テーマを変えて知識を深め、毎日の食生活に役立つように、また血糖コントロールの維持・改善につながるようにすすめています。
訪問栄養食事指導も承ります。食事のことでお困りのことがありましたら遠慮なくご相談ください。
資格取得者一覧
- 人間ドック健診情報管理指導士:2名
- 病態栄養認定管理栄養士:1名
- NR・サプリメントアドバイザー:1名
よくあるご質問
Q:退院すると、入院食と同じようにはいかないのですがどうすればいいでしょう?
A:継続できることをまず実行しましょう。
そこからだんだん出来ることを増やすことおすすめします。継続は力なりです。
Q:食事療法したいのですが一人暮らしで全く料理ができません。どうにかなりますか?
A:いろいろな宅配食があります。毎日配達してくれるもの、冷凍で届くもの、常温で管理が出来るもの等々自分に合った宅配食の利用も検討してみてください。最近では、コンビニでも一人暮らしを意識した少量パックのおかずがたくさん見受けられます。
いろいろな組み合わせを考えてみるとよいでしょう。
Q:好き嫌いが多くて普段から偏食です。入院したら食べるものがないのではないか心配。
A:食わず嫌いな方も多いです。これを機会にまずは食べてみることおすすめします。
しかし、見るのも嫌なものは摂取量の低下にもつながりますので禁止食の対応を致しますので安心して下さい。