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診療科・部門案内

歯科口腔外科

口腔外科以外の専門治療外来

当科では、咬み合わせの治療に力を入れています。
咬み合わせは、審美的、機能的に理想の状態があります。それに、少しでも近づくように治療を行います。お電話でなく、口腔外科外来を受診して頂き、いつでもご相談下さい。

(専門治療外来) 治療は、自費診療になります。
・歯科矯正治療
・顎関節症治療(咬み合わせ調整、歯科矯正、入れ歯作製のいずれで治療します。)
・入れ歯(ドイツ式義歯)
・舌癖、嚥下リハビリ(舌痛、口呼吸、口腔乾燥の改善も含む)

かみ合わせにまつわる病気は、頭痛、肩こり、耳症状、口腔周囲の痺れを引き起こし、全身的には、姿勢に影響し、手や足の痺れを引き起こしたりします。

顎関節症の紹介患者様にまつわるエピソード

  1. 最近、歯科矯正治療後の顎関節症治療の紹介ケースが増えています。
    歯を機能的に並べていく上で、欠かせないkey pointがあります。
    そのkey pointが、新しいかみ合わせに付与されていないのです。
    先日、顎関節症の患者様に歯科矯正治療の提案をしたところ
    2年前に終了したばかりという患者様が、いらっしゃいました。
  2. 見た目が良く、簡易なマウスピース矯正治療。開業歯科医院でも手軽に
    導入できるため患者さんも増えているようですが、歯を上下に動かす作用が、
    苦手な様子。矯正治療終了後も奥歯が咬んでいないということがありました。
    奥歯が咬んでいないと、下あごが、ズレて顎関節症を引き起こす場合があります。
  3. 顎関節症のかみ合わせには手をつけないという矯正の先生がいらいしゃいます。
    しかし、かみ合わせと顎関節症には、深い関係があるのです。
    かみ合わせが、改善されない限り顎関節症も改善の余地がありません。
    しかし、世界中の歯科医師は、かみ合わせと顎関節症は、関係がないということにしてしまっています。それにより、機能(顎関節)を考慮した治療をできない歯科医師が増えてしまっているのです。また、現在の歯科矯正は、安い、早い、簡単をうたい文句に、機能より見た目重視になってしまっています。


以上のことを踏まえて、当科では、機能(顎関節)を重視した、かみ合わせ治療を行っています。

担当医のご紹介

  • 医長
  • 酒井 文徳 (サカイ アヤノリ)
役職 医長
所属学会 日本歯科口腔外科学会

検査・治療実績

治療実績 ( )は腹腔鏡,胸腔鏡を使用した鏡視下手術症例数です。

( )は腹腔鏡,胸腔鏡を使用した鏡視下手術症例数です。

抜歯

手術・検査名 病名 2022年度 2023年度
抜歯手術 う蝕、歯周病、智歯周囲炎、水平埋伏歯など 17

顎骨

手術・検査名 病名 2022年度 2023年度
上下顎骨形成術 顎骨骨髄炎、顎変形症 6
上下顎骨折観血的手術 下顎骨骨折 1
下顎骨部分切除術 下顎骨腫瘍 0
上顎骨折非観血的整復術 上顎骨折 0
顎下腺摘出 顎下腺唾石症 0
顎骨腫瘍摘出術 下顎腫瘍、顎骨のう胞 5

その他

手術・検査名 病名 2022年度 2023年度
腐骨除去術・切除術 下顎骨骨髄炎 0
歯根のう胞摘出 顎骨のう胞、下顎のう腫 11
口蓋腫瘍摘出術 口蓋隆起 1