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診療科・部門案内

脳神経外科

脳神経外科のご案内

脳血管障害(脳卒中)・頭部外傷・脳腫瘍など脳神経外科疾患全般に対して標準的診断治療を行っています。
1994年に羽生総合病院に赴任以来、脳卒中手術治療方針は、
「直達手術ファースト」の方針のもと、数多くの顕微鏡下の開頭クリッピング術、バイパス術、頸動脈内膜剥離術等を施行して来ました。
しかし手術治療の低侵襲化の流れに乗って血管内治療・カテーテル治療の増加から、数年前より血管内治療を取り入れて来ました。
近年のデバイスの改良-開発によって血管内治療は、さらに進化しました。
当院でも2020年以後は基本的に「血管内治療ファースト」の方針としました。
脳動脈瘤は、開頭クリッピング術からコイル塞栓術に、頸動脈内膜剥離術は頸動脈ステント留置術となりました。
急性脳動脈閉塞に対する血栓回収療法も積極的に施行しています。
しかし大きな血腫を伴うくも膜下出血では、開頭血腫除去術に伴う脳動脈瘤クリッピング術が必要ですし、
血栓回収療法が奏功しなかった場合は、緊急バイパス術なども有用な救済療法となります。
直達手術-血管内治療の両方の治療が出来る事でほぼ全ての血管障害が治療でき、
使い分けが出来るので無理することがなくなり全体の治療成績が上がって、
脳血管外科全体を高い視点から俯瞰することができるようになりました。

脳腫瘍の治療には、手術用ナビゲーションも導入して
開頭手術して終わるだけではなく
高精度放射線治療装置「トモセラピー」(CT撮影装置と放射線照射装置を一体にした治療機器です。
治療の前 毎回CTを撮影し、治療を計画した時の画像と比較して照射位置の誤差を補正、
計画した場所に正確に照射する「画像誘導放射線治療(IGRT)」が可能です。
標的とする病変の形に合わせて集中してたくさんの放射線を照射することができ、
副作用を軽減しつつ治療効果を上げることが可能となります。)
を用いて術後、放射線治療と化学療法を施行して良好な成績を収めています。

また習熟した血管吻合技術を応用して、透析内シャントの手術の症例も豊富です。
また血管内治療の応用で、透析内シャントの経皮的血管形成術もたくさん施行しております。

症例集





脳動脈瘤の症例集

担当医のご紹介

  • 部長
  • 速形 安洋(ハヤカタ ヤスヒロ)
役職 部長
経歴 1987年 防衛医科大学卒業
資格・専門医 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
  • 非常勤
  • 日高 幸宏
役職 非常勤
経歴 2006年 鳥取大学医学部卒業
資格・専門医 日本脳神経血管内治療学会 脳神経血管内治療専門医
日本循環器学会 循環器専門医
日本脳卒中学会 脳卒中専門医

検査・治療実績

治療実績

手術・検査名 令和2年
頭蓋内腫瘍摘出 10
開頭クリッピング術 4
開頭血腫除去術(脳内) 6
開頭血腫除去術(硬膜下) 2
開頭血腫除去術(硬膜外)
慢性硬膜下血腫 11
脳室ドレナージ 5
微小血管吻合術バイパス術 3
水頭症手術VP shunt 8
脳動脈瘤コイル塞栓術 26
頸動脈ステント留置術 6
血栓回収術 6
透析内シャント設置術 51
透析内シャント人工血管設置術 7
透析内シャント経皮的血管形成術 128
上腕動脈表在化術 2
気管切開 3
開頭硬膜外膿瘍摘出術 1
仮性動脈瘤摘出術 1